Googleの検索システムが変わるって本当?
AI Overviewって何だろう?
SEO対策にどう影響してくるの?
AI Overviewと今後のSEO対策について解説します!
Google検索に入力したキーワードや質問に対し、AIがWEB上から情報を抽出し、まとめてくれるのですが、問題は上記画像内にある通り、「ユーザーは複数のウェブサイトを閲覧しなくても、知りたい情報の概要を素早く把握できるようになりました。」というところです。つまり、ユーザーはAI Overviewの要約情報に満足し、WEBサイトを見なくなる可能性があると言うことです。
AI Overviewのメリット
圧倒的時短効果
通常自分自身で検索すると検索結果からそれぞれのWEBサイトを訪問し情報を確認、複数のWEBサイトから情報を比較整理する必要があります。AI Overviewでは、検索結果の最上部に、複数のWEBサイトから情報を集約し要約した内容を表示しますので、情報収集の圧倒的時短に繋がります。
多角的な視点
自分自身で情報収集して要約しようとしても、どうしても先入観や偏向は出てしまうもの。AI Overviewは、膨大なデータから私たち人間とは異なるロジックで組み立て回答するので、そこから新しい発見、今までにない視野が生まれるかもしれません。
AI Overviewのデメリット
誤情報問題
一時期話題になった「ピザに接着剤」「岩を食べる」。これは、「岩を何個食べるべきか」に対し「1日に少なくとも1つの小さな岩を食べるべきだ」と回答、「ピザからチーズが落ちないようにする方法」に対し「ソースに無害な接着剤を1/8カップほど加えると、粘着性が増す」とAI Overviewが回答したというもの。つまりAIが誤って学習したり、間違った情報源から引用するケースもあるということ。圧倒的時短はメリットですが、全てを鵜呑みにせず、場合によっては情報源を確認するなどの必要があります。
WEBサイトの存在価値低下
ユーザーの疑問がAI Overviewの回答で完結してしまうとスクロールしなくなり、その下のオーガニック検索結果まで辿り着かず、結果WEBサイトへのアクセスが低下する可能性があります。WEBサイトへのアクセスを通して収益を上げていた企業は、今後何らかの対策を行うことが急務になります。
AI Overview対策
①AI Overviewの弱い部分を攻める
現状のAI Overviewはテキスト形式で回答しますので、画像や動画を使用した独自性のあるコンテンツを作成しましょう。
②AI Overviewに引用してもらう
AI Overviewは複数のサイトから情報収集から引用・要約するので、AI Overviewに引用されるようなコンテンツを作成しましょう。
そのためには、これまでのSEO対策と同じように、E-E-A-Tに基づいたコンテンツ作成が必要です。
・Experience(経験) ・Expertise(専門性)
・Authoritativeness(権威性) ・Trust(信頼性)
③ブランディングで指名検索してもらう
企業名やブランド名、サービス名で検索してもらえるようになれば、AI Overviewの影響は少なくなるでしょう。リピーターやファンとなってもらったり、お気に入りに入れてもらえるようなコンテンツ作成が大切です。そのためには、やはり①②で触れたコンテンツ作成が必要になります。
このようにAI Overviewの登場により、これまで以上に、質の高いコンテンツ作成が必要となります!
AIで作成した記事をコピペするだけでページを増やしてたケースなどは要注意ですね💦