検索順位ツールGRCでエラーが出ている?
GRCで順位が表示されない…
未だに改善されず、このままでは業務に支障をきたす…
GRCエラーの原因と代替ツールついて”簡単に”解説します!
GRCエラーの原因について
2025年1月に発生したGRCの順位計測エラーですが、2025年7月22日現在もGoogle検索結果はエラーとなっています。
引用:SEOツールラボ
まず、GRCエラーの原因ですが、Googleの仕様変更によるものです。
機械生成トラフィック(自動生成トラフィックとも呼ばれます)とは、Google に自動生成クエリを送信する行為を指します。ランキングの確認を目的としたスクレイピングや、明示的な許可なく Google 検索に自動アクセスするその他の行為もこれに含まれます。機械生成トラフィックは、リソースを消費し、ユーザーに最適なサービスを提供する妨げとなります。このような行為は、Google のスパムに関するポリシーおよび Google 利用規約に対する違反となります。
このようにGoogleは、以前から検索順位の確認を目的としたスクレイピング行為(ウェブサイトから情報を自動的に収集し、データを抽出・整形する行為)は禁止していましたが、取り締まりは緩く、これまでは順位取得など出来ていました。ところが2025年1月、突如、順位計測ツールなどにエラーが頻発しました。
Googleの仕様変更
Googleは、検索エンジンの負荷軽減やユーザーデータ保護を目的として、スクレイピング対策を強化しました。これにより、検索サービス利用時にJavaScriptの有効化が必須となり、JavaScriptが有効でない場合には検索結果を返さなくなりました。その結果、検索結果を自動的に順位取得するツールのうち、JavaScriptを実行しないものは検索結果を取得出来なくなってしまったのです。
多くのツールはGoogleの仕様変更に合わせて改修し今は復旧していますが、GRCでは2025年7月22日現在も解決の目処が立っていないようです。
また、復旧しているツールも今回のGoogleの仕様変更に合わせて検索結果の取得難易度上昇から大幅な値上げに踏み切っています。
代替ツールについて
私自身も長年GRCを利用していましたが、復旧の目途が立たないことから、更新のタイミングで解約し、別のツールに移行しました。
様々なツールを検証した結果、行きついたのは、GMO順位チェッカーです。
ここではGMO順位チェッカーの詳細説明は控えさせて頂きますが、GRCからGMO順位チェッカーに移行して良かった点をまとめます。
- 自動で順位計測可能
- 端末を選ばない
- 優れたUIで見やすい
GRCにも自動取得機能はありましたが、クラウド型でないため、PCを立ち上げておく必要がありました。キーワードが多ければ、その完了までの時間も相当かかりました…
GMO順位チェッカーはクラウド型のため、自動で順位取得され、PCへの負担も待ち時間もありません。
GRCでは基本的にはインストールした端末でのみ確認可能でした。これはチーム内で順位を共有する際、大変不便でした。
GMO順位チェッカーはクラウド型のため、ログインすれば、どの端末でも確認が可能で、チーム内での共有や打ち合わせ時の活用に大変便利です。
これは好みの問題かもしれませんが、GRCからGMO順位チェッカーに移行して、GMO順位チェッカーの見やすい・使いやすいデザインに驚きました。クラウド型ですのでユーザビリティの改善を継続的に行っているようです。
GRCからGMO順位チェッカーへデータ移行も可能です!
- 大幅な値上げ
これはGMO順位チェッカーに限ったことでは無いのですが、Googleの仕様変更に伴い、大幅な値上げを行っています。
具体的には、プロ1000(月額980円)がプロ1000(月額5,500円)に…
ただ、無料プラン、プロ100(月額550円)、プロ300(月額1,650円)もありますので、選択の幅は広いと思います。
それ以外は、今のところ、これといってデメリットというものは見当たりませんでした。
無料プランもありますので、気になる方は、まずは無料で使用してみるのが良いかもしれません。
※弊社はGMOの代理店ではありませんので、GMO順位チェッカーについての質問やクレームなどは受け付けておりません。ご利用は、自己責任でお願いいたします。
GMO順位チェッカー
https://rank-checker.com/
GRCの順位が表示されない原因と代替ツールについて簡単にまとめました!
検索順位は日々変化しているので、早めに代替ツールを検討した方が良いかもしれません💦